Masters Theses

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160. R&D of the KEK Linac accelerator tuning using machine learning / Hayate Joan ; Masako Iwasaki [BELLE2-MTHESIS-2021-023] Presented on 06 02 2020 MSc
2020
Osaka City University / Osaka
本研究では、高エネルギー加速器研究機構(KEK) における電子・陽電子入射器Linac の加速器運転調整システムの開発を行った。具体的には、機械学習を用いた加速管のRF 位相調整及び、ビーム位置補正のためのステアリング電磁石の調整のための基礎開発を行った。開発を行うために、Linac 加速器運転データを収集し、そのデータを用いて加速器運転パラメータの最適化手法を開発を行った。Linac加速器運転では、加速器を構成する数千点の機器パラメータを制御している。温度変化、振動等、環境の影響を受けて運転状況が変わるため、運転パラメータを常時調整している。運転調整の最適化、高速化を行い、入射効率を向上させるために、本研究では、機械学習を用いた運転パラメータ調整方法を開発した。機械学習は、複数のパラメータ同士の複雑なパターン認識を得意とするため、加速器運転調整に適用させることで調整時間の高速化や調整性能の向上、安定化が期待できると考えられる。本研究では、機械学習の中でもニューラルネットワークを使用した教師あり学習に注目した。ニューラルネットワークを使用した教師あり学習を用いて加速器パラメータを推定することで、加速器調整パラメータの高速化、最適化が可能になると考えられる。新たな加速器運転パラメータの調整方法として、ニューラルネットワークを用いた加速管のRF 位相調整及び、ステアリング電磁石の調整システムを開発し、その性能評価を行った。
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161. Studies to upgrade the silicon tracker of the Belle II experiment / Tristan Fillinger ; Jerome Baudot [BELLE2-MTHESIS-2021-022] Presented on 20 06 2019 MSc
2019
IPHC / Strasbourg
Various upgrade options for the vertex detector of the Belle II experiment are studied in this report. [...]
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162. Tracking performance study for an upgraded VXD at Belle II / Quentin Bruant ; Jerome Baudot [BELLE2-MTHESIS-2021-021] Presented on 24 06 2021 MSc
2021
IPHC / Strasbourg
Studies of track finding efficiencies for various geometries (5 and 7 layers) of an upgraded vertex detector (VXD) for the Belle II detector. [...]
163. Measurement of pion transition form factor by e+e- → e+e-pi0 production at Belle II (written in Japanese) / Mirei Aoyama ; Hisaki Hayashii [BELLE2-MTHESIS-2021-020] Presented on 16 02 2021 MSc
2021
Nara Women's University / Nara
茨城県つくば市の大学共同利用法人 エネルギー加 器研究機構 KEK で稼働している、高輝度度電子・陽電子加速器(SuperKEKB) と粒子検出器(Belle II 測定器)で収集されたデータを用いて、重心系エネルギー10.6 GeV の高エネルギー電子・陽電子衝突において、終状態に一つの散乱電子と一つのπ0 のみが観測される反応、e+e- → e+e- π0について研究した。。2019年と2020年春に収集したBelle II 実験の初期のデータについて解析した結果、本反応過程が抽出されたことを示す明瞭なπ0 信号を観測することができた。また、そこから導出した微分断面積がQ2 ≈ 10 GeV2 の領域で、先行研究の結果を良く再現することを確認した。また、解析過程で今後改良が必要ないくつかの課題を明確にした。
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164. A novel method for tau-lepton lifetime measurement with early Belle II data / Stefano Moneta ; Francesco Forti ; Eugenio Paoloni [BELLE2-MTHESIS-2021-019] Presented on 29 10 2020 MSc
2020
Università di Pisa / Pisa
The Belle II experiment, operating at the SuperKEKB electron-positron collider, is going to collect 50/ab of integrated luminosity by 2030, a factor 50 more than its predecessors [...]
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165. Search for B0 →etac gamma K+ pi- decay at Belle II (written in Japanese) / Ai Nishikawa ; Kenkichi Miyabayashi [BELLE2-MTHESIS-2021-018] Presented on 16 02 2021 MSc
2021
Nara Women's University / Nara
新粒子であるX(3872)粒子のC-oddパートナーやhc(2P)粒子をηc粒子とγ線への輻射崩壊で探索するため、その源となるB中間子の多体崩壊を調べた。事象形状変数群を用いたBDTなるアルゴリズムにより背景事象を約1/10に低減できること、有意な信号を得るには追加の背景事象を低減する工夫が必要であることを示した。
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166. A Study for Improvements in Signal Readout and Background Rejection of Belle II Silicon Vertex Detector / Yuma Uematsu ; Yutaka Ushiroda [BELLE2-MTHESIS-2021-017] Presented on 21 01 2020 MSc
2020
The University of Tokyo / Tokyo
The Belle II experiment at KEK, Tsukuba, Japan, is conducted to search for new physics beyond the Standard Model (SM) through the precise measurement of the SM parameter in the flavor physics. [...]
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167. Search for dark matter with the high luminosity electron-positron collider (written in Japanese) / Ayumi Yabuuchi ; Hisaki Hayashii [BELLE2-MTHESIS-2021-016] Presented on 07 02 2020 MSc
2020
Nara Women's University / Nara
宇宙観測によれば宇宙にはダークマターが多量に存在するとされている。本研究では高輝度電子-陽電子衝突型加速器であるSUperKEKB/Belle IIを用いたダークマターの探索可能性について報告する。研究ではモデルに沿ったシミュレーション事象の生成、測定器シミュレーションおよび事象の解析を実験に沿った形で行い、1光子生成事象において、今後Belle II実験で探索が可能な領域を求めた。
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168. Development of monitoring system and performance evaluation for Belle II data acquisition system / Ryohei Sugiura ; Yutaka Ushiroda [BELLE2-MTHESIS-2021-015] Presented on 28 01 2020 MSc
2020
The University of Tokyo / Bunkyo
The Belle II experiment is a B-factory experiment hosted by KEK in Tsukuba, Japan. [...]
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169. Study on the upgrade of Cherenkov ring imaging TOP detector using high photon detection efficiency SiPM. (in Japanese) / Kokoro Maehara [BELLE2-MTHESIS-2021-014] Presented on 15 02 2021 MSc
2021
Nagoya university / Nagoya
Belle II実験は2031年までに50 ab−1の統計量を貯めることを目指して現在運転中である。しかしそれと並行して目標統計量に到達した後の更なるアップグレード計画も検討され始めている。この計画では瞬間ルミノシティを4×1036cm−2s−1にまで増強し、250 ab−1もの大統計量を取得することで新物理探索や標準理論の精密測定を更に推し進めることを目標としている。一方でルミノシティの増強に伴って検出器はより高い放射線環境での運転を要求される。現行のTOPカウンターに導入されている光検出器Micro Channel Plate(MCP) -PMTは積算出力電荷の増加に伴って量子効率が低下するため、Belle II実験で50 ab−1の統計量を貯める頃にはその大部分は交換が必要となる。このまま更なる高輝度化が行われると実験期間中に何度も光検出器を交換する必要が生まれてしまう。そこで我々は新たな光検出器として検出光子量に伴う劣化の無いSilicon Photomultiplier (SiPM)に着目した。SiPMはMCP-PMTに比べて光子検出効率(PDE: Photon Detection Efficiency)が高いため、検出光子数の増加によりTOPカウンターの粒子識別性能の向上が期待できる。一方粒子識別性能の肝である1光子検出の時間分解能(TTS: Transit Time Spread)はMCP-PMTに比べて悪い。そこで私はチャンネルサイズの異なる2つのSiPMについてTTSを実際に測定した。1つは3 mm×3 mmであり、−56.9 Vの電圧を印加したとき、1光子検出におけるTTSは77±1 psであった。もう1つは6 mm×6 mmであり、印加電圧−57.8 VのときTTSは137±2 psであった。これらの測定は室温で行ったが、SiPMの大きな懸念として中性子による放射線損傷の影響でダークカウントの増加等が起きてしまうことが挙げられる。そこで低温で運用することでこの増加を抑えられないか検討中である。これを見据えて私は−20°CにおけるTTSも測定した。その結果3 mm×3 mmでは74.7±0.4 ps、6 mm×6 mmでは113±1 psであった。これを踏まえて私は、SiPMのPDEとTTSを用いて粒子識別性能のシミュレーションを行った。まずPDEのみ変更し、粒子識別性能は10 %向上することを示した。ここで粒子識別性能はπ/K識別においてπの識別率が90 %の時のKの誤識別率で定義している。更にバックグラウンド(BG)レートを40 MHz/chまで増やして同様にシミュレーションを行った結果、PDEの向上はBG耐性の向上にも繋がることを示した。続いて私は−20°Cでの測定結果を基にTTSも変更して同様に粒子識別性能を評価した。その結果、図1のとおり3 mm×3 mm、6 mm×6 mmともにPDEのみ変更した性能と同様の高い性能を示した。

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